2024年11月28日(木)、オックスフォード・インストゥルメンツ(株)は、「電池材料解析セミナー」を開催します(定員40名、会場のみ)。
カーボンニュートラルの実現に向けて、蓄電池市場は車載用、定置用ともに拡大していくと予想されています。蓄電池の性能を向上するためには、その材料の特性を正確に解析することが重要となります。
本セミナーでは、バッテリー材料の微細構造や特性を複合的に解析するためのツールとして、EDSやEBSD、ラマン顕微鏡、卓上型NMR等の製品や、それら解析装置を使った相関解析事例をご紹介します。
さらに電池材料解析をご専門とされているお二人を特別講師としてご招待。株式会社日産アークの北野様に「日産アークにおけるリチウムイオン二次電池分析事例のご紹介」、一般財団法人ファインセラミックスセンターの山本様に「オペランド透過電子顕微鏡技術による全固体電池反応の可視化」を講演していただきます。
専門家による実際の分析事例から最新の解析テクノロジーと実機見学まで、1日で電池解析を多面的にアプローチしたセミナーです!参加費は無料。
本セミナーの講演は、録画配信の予定はありません。会場にご参加いただいた方のみが聴講いただけます。皆さまのお申込みをお待ちしております。
※お陰様で定員を超えるお申込みがありましたので、キャンセル待ちを含む受付を終了しました。
開催日時:2024年11月28日(木)
【第一部】セミナー 10:00 ~ 15:15 ※昼食はお弁当をご用意しております。
【第ニ部】実機見学 15:25 ~ 17:05
会場:当社オフィスビル会議室
<会場の住所とアクセス>
〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目1番18号
住友不動産大崎ツインビル東館8階
ベルサール大崎東会議室
※実機見学は当ビルの5階です。
参加費:無料(※昼食のお弁当もご用意します)
主催:オックスフォード・インストゥルメンツ(株)
※お陰様で定員に達しましたので、受付を終了しました(キャンセル待ちを含む)。
①専門家による実際の分析事例が聴講できます。
②録画配信の予定はありません。本セミナーの講演は、会場にご参加いただいた方のみが聴講いただけます。
③講演資料の冊子(印刷版)を入手できます。
④セミナー後に実機を見学できます。
⑤ 個別で当社エンジニアによる分析相談を受けられます。お客様が抱えている課題や問題点をこの機会にぜひご相談ください。
⑥ 最新カタログ、各種資料をご用意。
11月28日(木) |
プログラム内容 |
第一部 |
セミナー(9:30開場、当社ビル8F) |
10:00 ~ 10:05 |
開会挨拶 |
10:05 ~ 10:25 |
バッテリー開発とビジネス 【オックスフォード・インストゥルメンツ(株)】 |
10:25 ~ 10:55 |
AFMおよびラマンイメージングによる材料評価 ・AFMによるin-situ観察と物性イメージング 【オックスフォード・インストゥルメンツ(株)】 |
10:55 ~ 11:05 |
休憩 |
11:05 ~ 11:50 (11:50~質疑応答) |
招待講演 日産アークにおけるリチウムイオン二次電池分析事例のご紹介 リチウムイオン二次電池(LIB)は90年代に実用化され、急速に様々な分野で用いられるようになった。当社は2010年発売の日産リーフ用車載電池量産化に向けてLIB分析を本格化し、現在は固体電池をはじめとする次世代電池の試作や分析にも取り組んでいる。なかでもラマン分光法は空間分解能が高く、電極層内の材料の状態や分布に注目したイメージングが可能なことから電池分析のツールとしての優位性が高い。ラマン分析を中心に当社の二次電池分析についてご紹介する。 【株式会社日産アーク 北野 律子 様】 |
12:00 ~ 13:00 |
昼食 + ランチョンセミナー(約20分) A Correlative Look at Battery Cathodes |
13:00 ~ 13:30 |
卓上型NMRによる電池電解質の性能と品質の最適化 【ジャスコインタナショナル株式会社】 TD-NMRを使用した電極スラリーの特性評価 【オックスフォード・インストゥルメンツ(株)】 |
13:30 ~ 14:00 |
元素イメージングおよびEBSDの新たなバッテリー解析事例 ・Unity検出器による迅速なバッテリー内汚染物質の発見 【オックスフォード・インストゥルメンツ(株)】 |
14:00 ~ 14:15 |
休憩・コーヒーブレイク |
14:15 ~ 15:00
(15:00~質疑応答) |
招待講演 オペランド透過電子顕微鏡技術による 全固体電池反応の可視化 全固体電池は、液体電解質の代わりにイオン伝導性の固体電解質を用いた蓄電池であり、高い安全性や高いエネルギー密度を両立できる電池として期待されている。全固体電池を実用化するためには、電極/固体電解質界面や電極/電極界面でイオンを高速に移動させる必要がある。このようなナノスケールのイオンの振る舞いを評価するには、電池を動作させながら局所領域を観察できるオペランド透過電子顕微鏡法が有効である。本セミナーでは、これまで我々が行ってきたオペランド観察技術やそれを用いてLiイオンの動きを捉えた結果を紹介する。 【一般財団法人ファインセラミックスセンター 山本 和生 様】 |
15:10 ~ 15:15 |
セミナー閉会挨拶 |
15:15 ~ 15:25 |
移動(8F→5F) |
第ニ部 |
実機見学(当社ビル5F) |
15:25 ~ 17:05 |
|
17:05~ |
懇親会(当社オフィスにて)を予定しています(参加自由)。 |
※プログラム内容や時間は、変更になる場合があります。
※競合他社および同業者からのお申込み等、当社の判断により、 セミナー参加をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
【本セミナーのお問合せ先】
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
分析機器事業部
TEL:03-6744-4702
E-mail: na-mail.jp@oxinst.com
ロケーション
住友不動産大崎ツインビル東館(東京都品川区)
開催日
11月28日(木)
事業部
NanoAnalysis, Asylum Research, WITec | Raman, Magnetic Resonance
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