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量子光断層撮像の高分解能化に向けた広帯域周波数もつれ光子対源の実現

ウェビナー開催

光断層撮像(OCT)は、光を用いた非侵襲的な断層イメージング技術として、産業から医療まで広く用いられています。OCTの深さ分解能は、光源の帯域幅を広げることで、向上しますが、一般に測定対象の試料には色分散が存在し、これが分解能の劣化を引き起こします。この劣化の影響は、帯域幅が広くなるほど顕著になります。そのため、OCTでは、試料内の分散によって分解能が制限されます。

この課題を克服する手法として、2002年に量子光断層撮像(量子OCT)が提案されました。量子OCTは、周波数でもつれ合った光子対を用いることで、分散(厳密には偶数時の分散)の影響をうけません。したがって、帯域を広げればそれだけ深さ分解能が向上します。

本ウェビナーでは、量子OCTの高分解能化に向けた、広帯域周波数もつれ光子対源の開発についてご紹介します。

開催日時

 2024年11月14日(木)14:00~14:30

タイトル

 量子光断層撮像の高分解能化に向けた広帯域周波数もつれ光子対源の実現

会場

 オンライン(参加費無料)

講師

 岡本 亮 先生  京都大学大学院工学研究科

参加費

 無料

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ロケーション

オンライン開催

開催日

11月14日(木)

事業部

Andor

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