27 February 2024
アサイラム・リサーチの大型試料対応原子間力顕微鏡「Jupiter XR」に新機能が加わり、自動化と利便性が向上
オックスフォード・インストゥルメンツ社アサイラム・リサーチはJupiter XR原子間力顕微鏡 (AFM) の生産性および操作性を向上させる新機能のリリースを発表しました。Jupiter AFMは、サイドビューカメラを搭載したことで、セットアップ中にAFMの探針と試料の間隔を高解像度で直接観察できるようになりました。これにより操作性が飛躍的に向上し、オペレーターによる誤操作のリスク低減につながります。このサイドビューカメラは、新しいJupiter AFMに標準搭載されますが、既存のシステムに後付けすることも可能です。
新しいAdvanced Automationパッケージでは、効果的なレシピやワークフローを作成して、ステージ上のさまざまな場所で自動測定を行うことができます。この新規ソフトウェアパッケージは、最適な条件で測定が行われることを保証するとともに、効率化と操作性を向上させます。
「Jupiter XR は、測定の精度と確度を向上させる高分解能イメージング、生産性を向上させる高速スキャン、使いやすさと測定再現性を向上させる独自のBlueDriveタッピングモードテクノロジーにより、大型試料対応AFMの最高峰としての地位を確立しています。今回、Advanced Automationパッケージとサイドビューカメラのリリースにより、お客様により安全で生産的な方法でこれらの利点をご利用いただくことが容易になりました。」と、オックスフォード・インスツルメンツ・アサイラム・リサーチのSenior Product Line ManagerであるBen Ohler博士は述べています。
アサイラム・リサーチの創立25周年を記念して、2024年3月31日まで、新規Advanced Automationおよびケルビンプローブフォース顕微鏡 (Kelvin Probe Force Microscopy) の両ソフトウェアパッケージが、既存のお客様を対象に定価の25%オフで提供されます。このプロモーションのお見積は sales.asylum.jp@oxinst.comまでご連絡ください。
製品の詳細は http://afm.oxinst.jp/jupiter-automation をご覧ください。
オックスフォード・インストゥルメンツ社アサイラム リサーチについて
オックスフォード・インストゥルメンツ社アサイラム・リサーチは、材料研究およびバイオサイエンス研究用の原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscopy, AFM)におけるテクノロジーリーダーです。アサイラム・リサーチのAFMは、材料科学、ポリマー、薄膜、エネルギー研究、生物物理学など多様な分野のサンプルの特性評価に、学術および産業界の研究者の間で広く用いられています。サンプルのトポグラフィーや粗さのルーチンイメージングに加え、ナノ電気的、ナノ機械的、電気機械的特性評価のための比類のない分解能と定量的な測定能力も提供します。近年の進歩により、これらの測定は、一貫性と生産性を高めるために、非常にシンプルになり自動化されています。当社のCypher、MFP-3D、Jupiter、Vero AFMの製品ラインについて、性能、汎用性、予算など幅広い範囲で取り揃えております。