18 Feb
アサイラム・リサーチ 大型試料対応原子間力顕微鏡 Jupiter XR 用の 「NanoRack in-situ 引張・圧縮ステージ」をリリース
アサイラム・リサーチは、Jupiter XR 原子間力顕微鏡(AFM)に対応した NanoRack in-situ 引張・圧縮サンプルステージアクセサリのリリースを発表しました。NanoRack は、高歪み・高引張距離のステージにより、ポリマーフィルムやファイバー、その他の材料において、引張・圧縮荷重制御下でのAFMによるその場試験を可能にします。例えば、ポリマーの産業分野では、複合材料やポリマーブレンドの界面剥離による破断メカニズムの調査にNanoRackをご利用いただけます。
「NanoRack はナノスケールの変化をAFMでイメージングしながら、同時に材料の力学試験を可能にします」と、オックスフォード・インストゥルメンツ・アサイラム・リサーチ Jupiter 製造ラインマネージャーである Dr. Marta Kocun は述べています。 「このユニークなアクセサリにより、材料科学の研究者は、より軽く、強靭で、環境への負荷が少ない先端材料の新規開発が可能になるかもしれません。」
詳細はこちらをご覧ください:afm.oxinst.jp/NanoRack
写真:Jupiter XR AFM に装着した NanoRack in-situ 引張・圧縮サンプルステージアクセサリ
イメージ:バッテリーセパレータ高分子膜のAFMイメージ。アサイラム・リサーチのJupiter XR AFM で NanoRack サンプルアクセサリを使用し、引張を施す前後で取得したもの。