24 Mar
アサイラム・リサーチ 大型試料対応原子間力顕微鏡 Jupiter XR 用の 「VFM 磁場印加モジュール」をリリース
アサイラム・リサーチは、Jupiter XR 原子間力顕微鏡(AFM)に対応した新規アクセサリ、磁場印加モジュール (VFM, Variable Field Module) をリリースしました。VFM アクセサリにより調整可能となった磁場は、強磁性薄膜のドメイン反転挙動のイメージングや、センサーデバイスにおける磁場依存抵抗の研究、磁性粒子のイメージングなどのアプリケーションに役立ちます。このアサイラム・リサーチ独自のアクセサリは、サンプルの面内または面直に磁場を印加する構成に設定できます。オックスフォード・インストゥルメンツ・アサイラム・リサーチのアプリケーション・サイエンティスト・マネージャーであるDr. Jason Liは次のように述べています。「VFM アクセサリは、アサイラム・リサーチ独自の機能であり、研究者の皆さまに強磁性材料や圧電材料に関するナレッジを蓄積いただけます。」
アサイラム・リサーチのAFMは、エネルギー貯蔵やポリマー、半導体、2D材料など、さまざまな産業や学術研究分野で広く使用されています。Jupiter XRは、超高分解能かつ高スループットを実現する大型サンプル対応AFMであり、直径200ミリメートルまでのサンプルに対応し、最大100×100ミクロンの領域を測定可能です。通常の画像取得に要する時間は1分未満です。
詳細はこちらをご覧ください:afm.oxinst.jp/VFM
写真:Jupiter XR AFM に装着した VFM 磁場印加モジュール