世界は第二次量子革命の真っ只中にあります。単一の量子オブジェクトを検出・操作する能力が大きく飛躍したことに促進され、技術のエコシステムは、量子コンピュータ、通信、センサーに関するアプリケーションの開発や商用化において大きな進歩を遂げています。オックスフォード・インストゥルメンツから、トップレベルの量子技術開発のソリューションを提供します。
システムの温度を mK まで冷却、光子の量子もつれを観察、また量子ビットや新しい量子材料の製造や特性評価など、当社のソリューションはお客様の目標を達成へと導きます。
テクノロジーの多くは、現在、量子物理学を用いて理論的に記述される常識的なものであり、「量子1.0」と呼ばれています。今まさに進行中の新しい量子技術革命は、量子領域の基本的な性質をさらに活用・制御するもので、一般的に「量子2.0」として知られています。このテクノロジーは、量子力学のさらに2つの性質、「重ね合わせ」や「もつれ(エンタングルメント)」を利用しています。
「量子重ね合わせ」は、量子システムを並列に複数存在させることを可能とします。また、「量子もつれ(エンタングルメント)」により、遠く離れた系の間に強く繋がった関係が生じ、1つのシステムとして機能しながらネットワークで接続が可能になります。量子オブジェクトにおいてこのプロセスを活用・制御することにより、量子コンピュータ、通信、新方式の暗号化やセンシングなど、さまざまな新技術が実現します。
当社の包括的なソリューションは、これらの画期的な量子技術の開発や商業化の核となります。
オックスフォード・インストゥルメンツは、主要な学術および産業界のパートナーとの一連の共同研究開発プログラムを通じて、多くのマーケット初期のプロトタイププロジェクトに取り組んできました。これらは、迅速な量子ビットのスクリーニングツールからグラフェンを卓上計測に早期に採用することなど、多岐にわたります。
国家安全保障から医療、通信から金融まで、量子テクノロジーは世界を変える可能性を秘めています。しかし、量子テクノロジーのリーダーたちは、新しいドキュメンタリーにおいて、量子テクノロジーが発展していく過程で、持続可能性に大きな焦点を当てるべきだと語っています。
Rigetti Computingが主導するこの3年間のプログラムでは、英国初の量子コンピュータを構築・運用し、クラウド上で利用できるようにし、機械学習、材料シミュレーション、金融などの分野で実用化を目指します。このコンソーシアムには、エジンバラ大学、量子ソフトウェアの新興企業であるPhasecraft、Standard Charteredが参加しています。